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ドイツの鉄道(DB)は、乗車券が高かったり、ちょうどいい路線がなかったりしますが、そんな不満を埋めてくれるのがバス網です。
ドイツではここ数年、格安バスの路線が急激に増えているそう。その1つ、FlixBus(MeinFernbus)に乗車しました。
予約方法についての記事はこちら →FliXBUSの予約方法
乗車場所に必ずしもチケットセンターがあるわけではないのと、チケットセンターは大行列になっている場合があるので、直前でもネットで予約したほうがいいです。
時間通りじゃない場合あり
ドイツはヨーロッパの中では比較的「時間を守る」というイメージがありますが、私が利用した2回(始発と、始発でない2回)とも、時間通りに来ませんでした。
1回目は始発でしたが15分遅れ。2回目は路線の途中でしたが40分遅れでバスが来ました。
急ぎの場合は価格は高いですが鉄道のほうがいいかもしれません。
ミュンヘンのバスターミナルは、中央駅からメトロ一駅
今回は、ミュンヘン → フライブルクの路線を利用。ミュンヘンのバスターミナルは、中央駅からメトロで一駅、歩くと10分位です。荷物が多いとちょっと距離があるかもしれません。
ターミナルの1階がバスターミナル、2階がスーパーやマクドナルド、チケットセンターなどがあります。スーパーは格安のLidl(リドル)が入っているので、水などが必要だったら乗車前に買っておきましょう。
お手洗いは有料で、50セント(2015年9月時点)です。
バスの中にもお手洗いはあるので、我慢できそうならトイレはバスでするのもあり。
電光掲示板に行先と出発時間が出ていますので、該当するものを探してバスを待ちます。
乗車手続きはすべてバーコード
飛行機はすでにバーコードになっていますが、FlixBus(MeinFernbus)も同様に、乗務員が乗客のスマホまたは印刷のバーコードを、スマホで読み込むというハイテクな搭乗手続きによって乗車します。
私はスマホは持ってない(持っていてもまず外国には持って行かないです。盗まれるから・・・)ので、日本で予約した際に印刷したものを持参しました。
プリントの乗車券・スマホ画面の乗車券を持っている人は、それぞれ半々位な印象。
座席は十分な余裕あり、お手洗い付
車内は、バスでは珍しい絨毯タイプの床で温かみがあります。
座席も非常に余裕があり、小柄な私には余裕がありすぎるくらいでした。
お手洗いは、他の長距離バス同様に狭いです。しかしそこはさすがドイツ、トイレットペーパーがきちんとありました。スペインの長距離バスなんかは、トイレットペーパーない場合がありますからね・・・。
しかし、どうも詰まり気味だったようで、1回目に乗車したほうのバスは水洗の流れは悪かったです(↑というわけで、一部加工してございます・・・)
車内のWi-Fiは快適
車内のWi-Fiは、Wi-Fiの利用者の数にもよるのかもしれませんが、私が乗車した時は遅さを感じることはありませんでした。
ただ、たまたまなのか、一部の日本語サイトを開こうとするとエラーになる時がありました。
窓側の席には電源もあり、PCやスマホの充電も問題ありません。
コンセントはヨーロッパ式のCまたはSEを用意しておけばOKです。
ドリンクやサンドイッチも購入可能
私は利用しませんでしたが、必要ならソフトドリンクやスナックを買うことができます。
売り子さんがいるわけではなく、赤信号などで停車した際に運転手から購入します。水やコーラは1.5ユーロ、ビールも1.5ユーロ。ビールと水が同料金とは・・・さすがはドイツ。
私は乗車前にサンドイッチやフルーツ、飲み物を用意して乗り込み、車内で飲食していました。
まとめ
時間通りでないかもしれないというリスクがありますが、逆に言えば時間に余裕がある人向けの移動手段。
とにかく電車とは比べ物にならないほどのお安さと路線の柔軟さがあります。
ドイツ国内だけでなく、ドイツ国外でも大きな都市にはバスが走っていますので、ドイツから隣国への節約移動にもどうぞ。