バックパッカー歴20年の筆者が送る、ドミトリーでの貴重品管理の心得とコツ
安全対策

バックパッカー歴20年の筆者が送る、ドミトリーでの貴重品管理の心得とコツ

もくじ

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ホステルやゲストハウスでの相部屋(ドミトリー)は、他の国の旅行者と会える絶好のチャンスです。

一方で、共有スペースが多い安宿は、常に色々な人が簡単に出入りしています。

そのため、私自身は幸い被害にあったことはありませんが、宿の中で「パスポートが盗まれ・・・」「財布がなくなった・・・」と途方に暮れている人を何度か見ました。

今回は、そんな安宿での安全対策・貴重品管理について書いてみます。

貴重品は何時も必ず身につける

貴重品は、トイレやシャワーにに行く際は必ず持ち歩き。これ絶対。

シャワー時は、防水の袋やビニール袋に入れて、着替えのドアのところではなく、シャワー内に持ち込みます。

ユースホステルのシャワールーム

それらができなければせめて、必ず誰かがいて防犯カメラのある、フロント前の南京錠ロッカー。

ユースホステルの、貴重品用のロッカー

すぐ戻るからと、ちょっと置きっぱなしにするなんて言語道断。

盗られたものは、まず戻って来ません。

貴重品持ち歩きには、サコッシュやミニショルダーを活用

とは言え、ジャケットやコートを脱いで過ごすホステル内では、常に貴重品を手に持ってうろつくわけにもいきません。

そこで活躍するのが、小さなサイズのショルダーやサコッシュです。

Aigleのサコッシュ

サコッシュやショルダーは街歩きには「貴重品入ってます」アピールになってしまうので不向きですが、宿で過ごす時や、飛行機に乗っている時に身につける用途であれば、かさばることもなく便利です。

一人旅に便利なワイヤー式錠

また、大きな荷物も絶対に安全とは言い切れません。

そこで活躍するのは自転車などにつけるワイヤーロックです。

ワイヤーロックは宿以外でも活躍します。

列車での移動で、列車の中の荷物棚に荷物を置く際や、駅でちょっとトイレに行く時に柱にくくりつけたりと、荷物を見てくれる人がいない一人旅には大きな見方に。

ダイヤルタイプは南京錠などの鍵タイプに比べ少々不安はありますが、何もしないよりも効果は大きいですし、鍵をかけたり開けたりの不便さは減ります。

私は鍵式を使っていましたが、とある旅から帰国後、鍵がどこかへ行ってしまいましたので、今はダイヤルタイプを使っています。

南京錠も1つは用意

ドミトリーにはたいていロッカーがありますが、鍵は持参ということがほとんど。

フロントで売っている場合もありますが、どうせ使うなら自分の欲しいタイプを持って行く方がいいです。

ダイアル式の南京錠

こんな風にしてリュックのジップ防犯にも

南京錠は1つあれば充分。ワイヤーロックやダイヤルタイプの鍵と一緒に揃えることをオススメします。

まとめ:防犯はやってやり過ぎることはない

ちょっとの油断で盗難等の被害にあってしまうと、その後の旅の楽しさが大きく激減するどころか、旅の継続すら怪しくなってしまいます。

日本は世界でも非常に稀なほどの安全な国ですので、その感覚で海外旅行に出かけてしまうなど、あまりにナイーブなことです。

防犯は鍵をかけたりと、面倒に思うこともあります。しかし、それはほんの少しの時間と金額の投資です。リスクをそれで少しでも減らせれば、残りの時間を安心して楽しい観光に振り向けられます。

とくに、不特定多数の老若男女が出入りするホステルやゲストハウスに宿泊される方は、十分に防犯対策も考えて宿泊しましょう!

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