

現金やクレジットカードの携帯場所は必ず分散。海外貧乏旅のお金のリスク回避術
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一人旅でなくても重要なお金。
私はこれまでの海外一人旅で、スリに遭いそうになったこと1回。ポケットに入れていた30ユーロをスられたこと1回。
ホステルでは、パスポートを無くした人、お財布を盗まれたにも遭遇。一緒に歩いていた友人のバッグがぱっくり開けられていたこともあります。
日本ではなかなか経験できないスリですが、海外に出てしまうと途端に身近なものになります。
しかも、私たちはその国の人から見たら、明らかに日本人の観光客。海外に来ている時点で、お金を持っていないわけありません。現地の人たちよりもずっと標的になりやすいのです。
だからと言って、怖がって海外に出ないのは勿体ない。できる限りの防犯対策をして、海外に旅立ちましょう。
複数の決済方法を用意する
多額の現金だけを持って行くは非常に危険。クレジットカードや国際キャッシュカード(VISAデビットカード等)と合わせて、現金とカードの複数の形で持って行きましょう。
現金にはすぐに使えるという長所があり、クレジットカードは紛失時の補償やショッピング保険などの長所があります。
コンタクトレス・クレジットカードも用意
コンタクトレス・クレジットカードとは、電子マネー決済のようにタッチ決済で支払いができるクレジットカードのことです。
最近は日本のクレジットカードの対応も増えてきており、下の写真のようなマークがついていればタッチ決済に対応しています。
欧州ではコンタクトレス・クレジットカードでしか支払えない場合もあったりするので、手持ちのカードが対応しているかどうか事前に確認しておきましょう。
お金やカードは、分散して身に付けておく
複数の決済方法を準備したら、さらにそれを分散して身につけておくことで、万が一どれか1つが盗難にあったとしても、身動きが取れないという状況だけはなんとか避けられます。
現金の一部や予備用のクレジットカードは、名刺サイズが入る薄型ケースに入れて、パスポートと共に腹巻きポーチに収納。
透明ケースは、日本を出た瞬間に使わなくなる日本のカード類も入れられて、一石二鳥。文具店や100円ショップなどで、2つ程度調達しておくと、旅行中の日本円や複数通貨の管理にも便利ですよ。
高級な財布を持って行かない
私は旅行用に、アウトドアメーカー「チャムス」の、軽量ナイロン制サイフを買いました。
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私が海外旅行用に持って行く財布の基準は、
- 軽い・薄い
- 首にかけられる・紐が付けられる
- 安価に見える
- 無くしてもショックが小さい
軽くて丈夫。紐もつけられて、常に体から離れないような工夫をするのが、盗難防止への第一歩。
アウトドアメーカーや登山用品メーカーのものは、軽くて丈夫なアイテムが多いです。石井スポーツや好日山荘などのアウトドアショップ、または東急ハンズなどでチェックしてみると、海外旅行にも使えそうな物がたくさん見つかります。
まとめ
一箇所だけでお金を管理するのは、やはり失くした時のことを考えると、非常にリスクが大きいです。
その日に使わないお金や2枚目のカードは、別にしてセイフティーポーチに分散。最悪、メインの財布が盗まれても身動きが取れなくなるリスクが大きく軽減します。
スリや盗難に遭うと、それまでの楽しかった旅行が一転して残念なものになってしまいます。
防犯はしすぎることはないので、少しでもリスクを分散して、楽しい旅行が続けられるようにしましょう!