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クラクフ(英語読み:クラカウ)から余裕で日帰りできる、ヴィエリチカ岩塩抗へ行ってきました。
直前に行く日を決めたため、とくに予約はせず行ってみました。
結果としては、予約なしですぐ次のツアーに参加できました。ツアー自体も非常に見ごたえがあり、とても楽しめましたよ!
※金額は2018年5月のものです。
ヴィエリチカ岩塩坑への行き方
私はクラクフ鉄道駅近くのバス停から、バスに乗りました。駅の出口から旧市街に向かって歩いて2分くらいです。
往復(2回分)チケットで7.6PLN(約228円)。
バスに1回乗ったら、矢印部分を1回打刻します。
バスは304番、行き先表示は「Wieliczka Kampus」です。15~20分置きくらいに来ているようでした。
バスに揺られること約45分、「Wieliczka Kopalnia Soli」で降車。結構な人数が降りるので、流されて降ります。
ヴィエリチカ岩塩坑の入り口まで徒歩1分くらいです。看板では、右手100mの矢印のほうです。
ヴィエリチカ岩塩坑のチケット
私はとくに予約もせずに行きました。参加するのは「ツーリスト・ルート」。
行列は次のツアーの参加者の列で、チケット売り場で並んだのは5組程度で、30分後のツアーに参加できることになりました。ちなみに平日です。
物価の安いポーランドで、89PLN(約2,670円、2018年オフシーズン価格)と、かなりお高い価格設定。
※日本のGW時期と夏休みシーズンは、126PLN(2023年オンシーズン価格)となるようです。
リンクCheck prices and tour times | Wieliczka Salt Mine(英語)
写真を撮りたい場合は、撮影料10PLN(約300円)が必要になります。もちろん買いました。
撮影料を買わず、中に入ってから「やっぱり写真を撮りたい」となった場合、ツアーの途中で撮影料を購入できる箇所があり、そこでも買えるようになっています。
しかし、ツアーガイドさんがツアーの始めに「撮影料を払ってない人でも途中で買えますので、今から写真を撮っても大丈夫ですよ」と言うので、写真を撮りまくった挙げ句、なんとなく撮影料を払わずに出口まで行ってしまう人もいたように思いました・・・。
最初から撮影料を払って心置きなく写真を撮るのが安心です!不正はやめましょう。
ヴィエリチカ岩塩坑はガイドツアーで観光!
ツアーの開始時間になり、建物の中に入っていきます。
音声ガイドを受け取って、中へ。
この先の岩塩坑への入り口から、ずんずん階段を降りていきます。
他のグループもたくさんいるので、途中で止ったりなんだりで地下まで約10分。ようやくスタート地点に到着しました。
ここで、音声レシーバーのチャンネルの調整や、写真撮影についての説明などがありました。
早速中へGO!
坑道はひんやりしていますが、めちゃくちゃ寒いというほどでもなかったです。長袖シャツにウィンドブレーカーで十分でした。
坑道には、ところどころの通路に、その通路が採掘された年が書かれています。この道は、日本ではなんと徳川の時代のものです。
塩の運搬のため、ロバや馬も地下に1頭ずつ降ろされ、活躍していたそうです。
このような大きな歯車を使って、下の物を上に上げたりしていました。
坑夫たちが仕事前に仕事の無事を祈れるように、岩塩坑にはいくつか礼拝堂が作られています。やはり、事故で亡くなる方もいらしたそうです。
一番の見どころ、聖キンガ礼拝堂
もっとも大きな礼拝堂である、聖キンガ礼拝堂。
シャンデリアも岩塩!
坑夫たちが岩塩作った、マリア像や「最後の晩餐」のレリーフは必見です。
その後、美しい地底湖で、スペクタクル(音と映像)を見学。岩塩坑のお仕事や歴史?についてやっていたようでしたが、よく理解できないまま終了・・・。
巨大な木製の足場も見学。ここも迫力がありました。
何百年も残っているというのがすごいですね。
ほどなく、お土産屋さんに到着しました。ここでいったん休憩です。お手洗いにもいけます。
岩塩ランプが30PLN(約900円)~と、お手頃。
休憩後、美しい坑道を見ながら・・・
ほどなく、ツアーは終了しました。ここまでで約50分。
ガイドツアーはここで解散です。
この先にはレストラン(食堂?)もあったので、ここでお昼休憩してもいいですね。
また、食堂の先には3D眼鏡を付けて鑑賞できる20分程度のシアター上映もありました。
タッチパネルなども置いてあり、ヴィエリチカ岩塩抗についてより学べるようになっています。
時間があればミュージアムの見学も!
出口のほうにも、見学ができるミュージアムがあったりします。
見学したい人は、3つある列の一番右側に並んで待ちましょう。
ちなみに、ほとんどの方はエレベーターの列に並んで外に戻っていっていました。私はせっかくの機会なので、ミュージアムも見ることに。
が、なかなか人が集まらず、30分以上は待ちました・・・。
ようやく人が集まり、ガイドさんが来て出発。
地下135mにある、小さな礼拝堂からスタートです。
監督者?の制服の変遷、祝典時に使用された険などが展示されていました。
ずんずん次の展示室に進みます。
次の部屋では、さまざまな色の岩塩や、岩塩の中から出てきた化石などを見ることができました。
その他の道中では、作業の様子を描いた絵や、
坑夫の作業道具など、
興味深い展示が見られましたよ。
岩塩抗ツアーはかなり昔からあったそうで、当時のトロッコ列車の座席も1等車・2等車というように座席にランクがあったそうです!
ミュージアムのガイドツアーも、50分ほどで終了。エレベーターで地上に戻ります。
うーん、楽しかった!
ミュージアム・ツアーも、時間があったら是非行ってみてください!高い入場料を払ってるんですからね!
ヴィエリチカ岩塩抗からの帰りのバス
クラクフ市内に戻るバスのバス停は、行きのバスを下車した場所からちょっと戻った、道路の反対側にあります。
かなり混みあっていて、市内に入るくらいのところまでは立ちっぱなしでした。
岩塩抗ツアーでかなり歩き疲れていたので、ちょっとキツかった・・・。
ヴィエリチカ岩塩坑の観光 感想まとめ
入場料は高いですが、その分の見学の価値はありました。
ツアーが英語などの外国語のみですが、英語がわからなくても見るだけでも楽しめるんじゃないでしょうか。
ミュージアム・ツアーの参加もおススメです!私の時は6人程度の少人数で、ゆっくり楽しめました。
5月の平日では予約がなくてもすぐ次の英語ツアーに参加できましたが、夏休みシーズンは混みあう可能性もあるので、予約をしていったほうが安心かもです。