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はじめてのポーランド旅行、まずはクラクフ(英語読み:クラカウ)に行ってきました。
クラクフは戦争での破壊を逃れた、美しい街並みが特徴で、歴史地区は世界遺産にも登録されています。
14世紀のポーランド王、カジミェシュ3世の時期に、織物会館や大学、ユダヤ人地区(カジミェシュ地区)が整備されたりと、大きな発展を遂げました。
クラクフ旧市街
織物会館
クラクフ旧市街の中心にある、中世にはテキスタイルの市場として使われていた建物です。
現在はお土産屋さん通りになっています。
16世紀の大火の後、ルネッサンス様式で再建されたんだとか。
上の階にポーランド絵画が展示されているそうですが、どこから入るかわかりませんでした・・・。
クラクフ地下博物館
旧市街の地下から発掘された遺跡を何年もかけて整備して、2010年にオープンした新しい博物館です。
Lonely Planet Polandでも「必見観光ポイント」とのことで行ってみましたが、かなりの人気なのか、当日ではチケットを購入できませんでした(5月平日)。
入り口とは反対側のチケット売り場で、翌日の最終入場のチケットを購入。入場時間が指定されます。
そして入場日であるその翌日。
入場時間ギリギリに行ったせいか、入り口で「もう入れない」と言われ、かなり揉めました。もうちょっと早く着いている必要があったのか・・・?
ごねにごねて、なんとか入場。時間通りに行ったのに、なぜすんなり入れてくれなかったのか意味不明です。
クラクフの中世の治水状況や街作りなど、実際の遺跡を見ながら見学できる施設になっています。
中はかなり広く、真面目に見たら2時間はかかりそう。私が見られる時間は1時間強しかなく、かなり急ぎ足で周りました。
リンクMuzeum Historyczne Miasta Krakowa(公式)
聖マリア聖堂
入場料に15PLN(約450円)もかかる、クラクフのフォトジェニックな教会です。
写真↑の手前側にお祈りスペースの出入り口があるのですが、信者さん専用のようでした。
チケット売り場は広場の奥の方(写真では右側)にあります。
私はお金払ってまでは入りませんでしたが、中はかなり素敵なようです。
![クラクフ旧市街・聖マリア聖堂](../images/krakow-oldtown-15.jpg "ccMcirek")
ヴァヴェル城
午後2時からアウシュヴィッツの見学を予約していたので、午前中の空き時間にヴァヴェル城を見学することにしました。
朝9時オープンに合わせてお城のチケット売り場へ。入場人数が決まっているようです。
見学できる場所によって入場料が設定されており、私は大広間(State Rooms)のみ購入。
見学が終わった10:30過ぎにはチケット売り場はかなりの行列↓になっていました。早めに行ってチケットを買うのがいいでしょう。
ヴァヴェル大聖堂
大広間の指定入場時間までは、同じ敷地内にある、ゴシック様式のヴァヴェル大聖堂(Wawel Cathedral)を見学しました。
5月の平日の朝9時台。修学旅行の見学先にもなっているのか、すごい人でした。
向かいの博物館は有料ですが、カテドラル自体は無料です。教会の中の奥にある70段の階段を上ると、ジギスムントの鐘がある鐘楼を見学できます。
ここも修学旅行生でいっぱいでしたが・・・。
とにかく混みまくりで、あまりゆっくり見学はできませんでした・・・。
大広間
残念ながら、ここは撮影禁止でした。というわけで外観のみ。
ここの見所は主に2つ(Lonely Planet情報)で、30もの彫り物のお顔が天井にある、下院議会場(Hall of Deputies)。壁には「人間の一生」がかかれたフレスコ?がペイントされています。
もう1つの見所は、見学の最後に訪れる上院議会場(Hall of Senators)。フランスのアラス製という大きなタペストリーがどどんと5種類も!
タペストリーは時期によって入れ替えられているそうで、私が訪れた時にはノアの箱船シリーズでした。
他にはアダムとイブ、カインとアベルのシリーズがあるそうです。
ここらへんは旧約聖書のストーリーが少しでもわかっていると、より楽しめると思います。
クラクフ旧市街の観光 感想まとめ
見所がかなり多かったですね。地下博物館に行かないなら1日でも回れないことはないと思いますが、2日あったらゆっくり十分回れると思います。
ヴァヴェル城はかなり敷地も広く、5月の平日でもかなり混雑していたので、事前にチケットを購入して早めか遅めの時間が良さそう。
旧市街やちょっと外側には安くて美味しい食堂やレストランがありますし(私の行ったレストランレポートはこちら)、クラクフに行かれたらを是非美しい街並みを楽しんでください!