

海外での移動で割引を使いこなす方法
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現地の移動では、飛行機のほかにバス・電車が重要になってきますが、どうしたらより安く買えるのでしょうか?
大抵の交通機関では、学割・早割など割引チケットを用意しています。
フランス国鉄SNCFの電子チケット
ここではいわゆる「パス」ではなく、単体で切符を買う場合の安く買う方法を解説します!
主な割引の種類
割引の種類 | 特徴 |
---|---|
学割 | 学生ならば、国際学生証は必須 |
早割 | 大幅な割引を受けられるが、座席数に制限があったり変更が難しいなどの制限がある |
グループ割 | 複数人数の場合に割引がある場合がある |
若者割 | 学生・社会人に関係なく、25~26歳以下で自動的に割引になるもの(欧州に多い) |
シニア割 | 60歳以上等で割引になるもの |
往復割 | 往復で購入すると、片道よりも安くなるもの |
会員証で割引 | YHA(国際ユースホステル連盟)等の会員証で割引になるもの |
割引システムは各機関によって異なります。
また、軍人割引など、その国の軍に所属したことがある人が受けられる割引などもあります。旅人の私たちには縁がありませんが。
格安チケットを探すコツ
各社ホームページを見る際、今まで利用していて私が感じるのは、サブの言語よりも現地の言語の方が割引情報は断然多いということ。
英語のページが用意されていたとしても、現地の言語よりは情報が少ない場合もあります。英語ページはちょっとした案内だけ等、本当に売る気あるのかと突っ込みたくなる会社すらあります。
Google翻訳を駆使しよう
そんな時役立つのはGoogle翻訳。日本語に訳して読む事も可能ですが、アルファベットの言語ならば英語に訳すのが文章としても無理がなく、読みやすいです。
日本語訳は雰囲気をつかむのにはいいでしょう。
英語に翻訳した後、[ctrl+F]のブラウザ検索機能で「discount」の文字を血眼になって探すべし。
割引率が高いのは「早割」
「早割」は、キャンセル不可など制約が多い分、割引率はダントツです。
たとえば、フランス国鉄SNCF(エス・エヌ・セー・エフ)では、オンラインで高速鉄道TGV(テー・ジェー・ヴェー)の早割チケットを買えますが、パリ~ボルドー間は通常100ユーロ前後します。早割であれば半額以下、便によっては16ユーロ(約85%OFF)のものすらあります。
当日の便は93~111ユーロ ©SNCF Connect
3ヵ月先では16~45ユーロ ©SNCF Connect
オンラインで購入したチケットは、インターネットで自分でプリントアウト発行が可能だったり、現地に着いてから窓口で引き換えできるので、日本を離れる前にも購入もできます。
気ままに旅をしたい人には向きませんが、限られた日程で旅行される方にはオススメです。
早割の上を行く!?ネット限定チケット
旅の計画時に、利用予定の交通機関のホームページは必ずチェック!ネット限定の超割引料金・直前最安値チケットなどを用意している所もあります。
座席数限定・キャンセル不可など、早割と同様に制約も多く、座席数は非常に少ないですが、かなりの破格です。
日程さえばっちり合えば、超お得チケットになります。フランスのTGVのサイトでも、ときどきやっていますよ!
欧州では国際学生証があっても年齢で割引なし
27歳でフランスへ語学留学した際に国際学生証を持って旅行しましたが、残念ながら交通機関の割引にはまったく効力がありませんでした。
と言うのも、ヨーロッパではどうも学生という身分よりも26歳(ときどき25歳)という「年齢」で割引が決まるためです。
当時27歳だった私はチケット売り場で年齢を聞かれる度に、「あと1年早く来ていれば・・・」と何度も下唇を噛み締めました。
もちろん、歴史建造物やその他の施設の見学で国際学生証が役に立つ時もありましたが、TGVやEurolinesなどを使う時は、とにかく早割で買っていました。
ユースホステルカードも強い味方
国際ユースホステル連盟のホステルに泊まるには必須と言ってもいい、国際ユースホステル連盟の会員カード。
このユースホステルのカードも、多くの国での交通機関で割引の恩恵を受けられます。
もちろん割引をしない交通機関もあるので、事前にチェックしましょう。
海外では観光客が必ず行くような名所などもこれで安くなることもありますし、使いこなし方によって会員証代金の元は取れるため、とくに学割を受けられない世代にオススメです。
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