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2022年現在、多くの予約サイトでホステルやゲストハウスなどの安宿が予約できるようになっていますが、その中でも最古算と言っていいのがYouth Hostel Association、国際ユースホステル連盟です。
日本にも、国際ユースホステル連盟に加盟している「日本ユースホステル協会」があり、世界共通の会員証を取得できます。
日本で加入する場合、成人パス(満19歳~)の会費は、初年度2,500円です。
ユースホステルは会員でなくても泊まれますが、会員価格というものがあり、何泊かすると元が取れます。
メリットは、色々なところで割り引き価格が適用される点
この会員証で入場料が安くなったり、長距離バスが割引になるといった特典も実は多く、国際学生証を持てない世代の海外旅行では役に立つ場面があります。
特筆すべきは、国によっては公共交通機関が割引になること!これは非常に大きいです。その他、観光名所の入場料金も割引になるので、旅行先の国で何が割引になるのか、要チェックです。
会員料金
日本ユースホステル協会)で入会する場合の会員料金は、年齢によって変わります。
会員証種別 | 年齢 | 新規登録会費 | 継続会員会費 |
---|---|---|---|
少年パス | 満4歳から中学生まで | 1,500円 | 1,000円 |
青年パス | 中学生修了年齢から満19歳未満まで | 1,500円 | 1,000円 |
成人パス | 満19歳以上 | 2,500円 | 2,000円 |
また、上で紹介した個人会員以外にも、終身パス、家族会員、団体会員や、クレジットカード付き会員証、モンベルカード付き会員証などもあります。詳しくは日本ユースホステル協会のホームページを参照ください。
申し込み方法
申し込み方法は、以下の2通りがあります。
- ユースホステルか入会案内所に直接行く・・・即日発行
- インターネットで申し込む・・・後日郵送
インターネットで申し込む場合は、申し込み(入金)から1週間~10日程度で会員証が送られてきます。
尚、ユースホステルの入会は、自分の国で行うのが原則です。海外へ出発する前に、余裕を持って申し込みましょう。
ただし、海外旅行者にも会員証を発行してくれる国もあります。出発までに時間がなく、近くにユースホステルがない場合は、一度日本のユースホステル協会か、現地のユースホステル協会に問合せをしてみることをオススメします。
関連エントリーフランスでユースホステルの会員カードが7ユーロだった件
世界の主な割引特典
当サイト調べ、2022年12月末日時点
- National Express: 長距離バス 10%off(イギリス)
- Tourist Office:「シティプロムナード」ガイドツアー 30%off(ルクセンブルグ)
- イベリア航空: 30歳未満 10%off、30歳以上5%off(スペイン)
- Flixbus: 長距離バス 10%off(スペイン)
- Grayhound Australia: 長距離バス 10%off(オーストラリア)
- EcoTreasures Toursなど: 各社のツアー 10%off(オーストラリア)
- Skydive Abel Tasmanなど: スカイダイビング 50ドル割引(ニュージーランド)
- VIA Rail Canada: 鉄道乗車券 10%off(カナダ)
- キャピラノ橋: 学生料金で入場可能(カナダ)
- Seoul City Tour Bus: オンライン予約 10%off(韓国)
バックパッカーはバス移動での旅行が多くなりがちなので、オーストラリアやイギリスの長距離バスが安くなるのは非常に嬉しいところ。
ここに紹介したものはごく一部です。詳しくは、各国のユースホステル協会の割引情報をご参照ください。
まとめ
長期で海外バックパッカー旅を予定しているなら、国際ユースホステル連盟の会員証購入も検討してみてはいかがでしょうか。
尚、国際学生証でも、宿泊以外では同様の割引を受けられることも多いです。
会員証の有効期間は1年なので、できるだけ出発直前に入会したほうがいいですね。間に合わなくても、その国のYHA所属のホステルで入会できることもありますので、現地で確認してみてもいいでしょう。