

【シチリア旅行記】シラクーサの旧市街を観光!地下道とカラバッジョが意外と良かったよ
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シラクーサは、シチリアの南東部にある小さな町です。
ギリシア遺跡がある新市街と、新市街とは小さな橋で繋がっている島「オルティージャ島」に旧市街があり、それぞれ見どころが違います。
鉄道駅やバスターミナルは新市街にあり、オルティージャ島までは歩いて20分程度です。
小さな島に向かう
今回はバスターミナルと鉄道駅にほど近い「LoL Hostel」に宿泊。
予習を一切してこなかった私は、フロントのスタッフさんに
「オルティージャ島にカテドラルと美味しいお店があるよ」
と聞き、到着してすぐに、「まずはそこへ行くか」と歩いて行きました。道は平坦でまっすぐです。
5月の中旬でしたが、すでにかなり暑かったです。
旧市街の遺跡
オルティージャ島への橋を渡ると、まず見えてくるのがアポロ神殿(Tempio di Apollo)。
とくに柵や入口などがあるわけではなく、いきなり道の途中にどーん。
ウィキペデアによれば、
東ローマ時代にキリスト教教会に、アラブ人支配時代にはモスクとなった。ノルマン時代には再びキリスト教教会になり、スペイン支配下で兵舎に転用される。近代の都市整備で一帯を埋めていた中世の建物が撤去され、再発見される。
だそう。
生活の中に普通にこういった遺跡があるなんて、さすがイタリア。
さらに町を散策します。
大きな噴水があったり。
雰囲気のある路地に入ったり。
カテドラルは2ユーロ
旧市街をどんどん奥に入っていくと、広場に出ました。カテドラルです。
さすがの人だかり。修学旅行生と見られる集団が非常に多かった(5月中旬)。
カテドラルは有料で、2ユーロ払って入場。
中は至って普通。
というか、欧州で教会を色々見るけど、ぶっちゃけ違いはよくわかっていない。
実はこのカテドラルの下には防空壕のような地下道があり、そちらのほうが見学のしがいがありましたよ(後述)。
カラヴァッジョはタダ
もう一度広場に出てきました。
大きな広場とカテドラルに見劣るかもしれませんが、実は隣のこぢんまりとした教会に、カラヴァッジョがあります。
しかもタダ!ただし写真撮影は禁止でした。
カラヴァッジョあるよ、のプレート
カテドラルの散策ついでに、見に行ってみましょう😊
地下道散策も穴場
オルティージャ島の見どころもこんな感じで終わりかな、と思った時、ストリートミュージシャンのイタリア人のお兄さんに
「そこの地下道は絶対見た方がいい!」
と言われ、その気はなかったもののとりあえず行ってみることに・・・
入り口は、カテドラルとカラヴァッジョの教会のちょうど間。
入場5ユーロで、英語のガイドさんがマンツーマンで案内してくれました(ガイド料と思ったら安い・・・)。
ひんやりとした地下道は、オルティージャ島の歴史を学べるちょっとした博物館に。
暗いのでブレブレですみません
オルティージャ島がどのように発展していったのか、細かくガイドさんが説明してくれます。
中にはキッチンがあったりと、戦時中の生活が偲ばれました。
天井の空気穴(上を見上げていると思ってください)
出口はアレテュサの泉と呼ばれる遺跡のすぐそば。
ここから歩いて公園を通り、新市街の宿に戻りました。
シラクーサ旧市街の観光 感想まとめ
かなり小さいので、新市街のギリシャ遺跡と合わせても、1日で観光できてしまいます。
ただ、5月の観光ですでに非常に暑かったので、夏の炎天下で歩き続けるのは厳しいかも。
カテドラルの前ではオペラのストリートパフォーマンスがあったり、いかにも「旅だー!」な感じを楽しめた1日でした。