「地球の歩き方」は、バックパッカー向け日本語ガイドブックの中ではもっともオススメ
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「地球の歩き方」は、バックパッカー向け日本語ガイドブックの中ではもっともオススメ

もくじ

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言わずと知れた、日本人バックパッカーの味方、「地球の歩き方」。誰もが一度は本屋であの黄色い表紙を本屋で見たことがあるのではないでしょうか?

地球の歩き方 フランス

私が一人旅ビギナーだった頃は、実は他のガイドブックを持って旅行していました。

が、私が現地で汗水流して?手に入れた情報が、帰国して「地球の歩き方」を読んだら載っていたという悲劇(笑)から、一人旅を決めたら「地球の歩き方」をまず見るようになりました。

「地球の歩き方」は日本人が行く主要な旅行先であれば、ほぼ網羅され、国ごと(もしくは地域ごと)で発行されています。

「地球の歩き方」以外にも、「地球の暮らし方」、ラグジュアリー旅向けの「地球の歩き方 リゾートスタイル」なども発行されており、ラインナップは充実してます。

バックパッカーにオススメなのは、スタンダードの黄色い表紙の「地球の歩き方」です

古いバージョンでも案外大丈夫

「地球の歩き方」の改訂ペースは、人気の旅行先であればほぼ年1回。つまり、本屋に行けば新しい内容に更新された「地球の歩き方」を買うことができます。

参考「地球の歩き方」シリーズの最新発行タイトル&スケジュールをチェック

しかし新しい内容と言っても、改訂内容は公共交通の運賃・博物館などの入場料、といった金額的なものが更新されているだけのような印象。写真もずっと同じものを使いまわししている気も・・・。

よって少しくらい古いバージョンでも、基本的に問題はないと思います、個人的には。

カバーをかけて黄色の表紙を見えなくしよう

海外には日本人旅行者を狙っている強盗やスリも少なくありません。

黄色の表紙は海外のスリなどには知られており、「日本人だ」という目印になってしまいやすいです。国は問いません。どこに行っても、これは悪い意味で有名です。

そのため、「地球の歩き方」の表紙にはカバーをかけるか、切り取ってしまうか、または他の書籍の表紙を貼り付ける等して、カモフラージュしましょう。

タブレット等で電子版を買うのもいいかもしれませんが、盗難対策も必要になりますし、無くなってもダメージが少ない紙の本が個人的にはオススメです。

地球の歩き方の特徴

「地球の歩き方」には、可能な限り自力で旅行できるように、充分な情報が掲載されています。

ツアーであれば、見所が何であるかを調べるくらいで終わりますが、一人で海外を歩きまわるには、交通アクセスやホテルの予約なども自分でしなければなりません。

「地球の歩き方」であれば、ほぼこの1冊で最低限は完結できると言ってもいいほど、それらの情報が詰め込まれていると言っていいと思います。

もちろん、他社のガイドブックでもその辺は同じですが、バックパッカーに必須のユースホステル情報は、「地球の歩き方」の方が断然多いです。

また、他のガイドに比べて、「地球の歩き方」には読者による口コミが掲載されているのも特徴。危険情報、トラブル事例も掲載が多く、はじめての個人旅行にもオススメです。

「地球の歩き方」には他の日本語ガイドよりも、ユースホステルや小さい村などのが多く載っています。

遺跡や有名な美術館もガイドなしでもひととおり周れるように解説があり、節約志向のバックパッカーには嬉しい配慮。旅先で持っている日本人も多く見かけます。

「地球の歩き方」の投稿情報も見逃せない

「地球の歩き方」のもう1つの特徴、それは他のガイドブックに比べて読者による口コミが豊富なことです。

「○○ ホテルは清潔です」「×× を経由して行く方法は大変でオススメしません」と言った口コミが欄外に掲載されており、これがなかなか参考になります。実際に旅行された人からの情報は、やはり信憑性が高く頼りになるものです。

「地球の歩き方」の裏表紙を開くと投稿用ページの折り込みがあります。これに自分の体験談(本では △△ だったけど、実際は ●● だった、など)を書いて、封筒に入れて切手を貼って投函。この投稿が採用されれば謝礼として、自分の投稿が載った初回の「地球の歩き方」が贈られます。

投稿は「地球の歩き方」公式HPでも受け付けていますので、自分が現地で見つけた生情報を気軽に送ってみるのもいいですね。

地球の歩き方HPもオススメ

上でもちらりと書きましたが、地球の歩き方の公式サイトも、国別の基本データを知る事ができたりビザ情報もそれぞれ掲載されているので、一見の価値は充分にあります。

地球の歩き方公式ページ

©地球の歩き方

掲示板は非常に活発で、現地に住む人もたくさんの質問に答えられているようです。自分の行き先の掲示板は目を通しておくといいと思います。

質問にも割と親切な返信がつけられており、雰囲気もいいです。

ロンリープラネットもオススメ

行き先の地域の言語がまったくわからない場合や、旅行者に対する犯罪が多く発生している地域に行く場合は、より欧米人に近い情報を得られる「ロンリープラネット(Lonely Planet)」をオススメします。

ロンリープラネットの表紙

知らない土地のわかならい言語の中で、どれだけ多くの現地のインフォメーションが得られるかが、旅の安全に影響するからです。

余談:地球の歩き方を国外で買う・・・

友人がパリのブックオフで中古の「地球の歩き方フランス」を買ったら、途中のページがないことにあとで気づいた、ということがありました。定価以上の価格で買ったのに・・・。

国外に長期滞在したい方、あとで「地球の歩き方」を滞在先のブックオフ支店で買おうと思っても、猛烈に高い中古本が売られている可能性ありです。

日本の家族に頼んで他の食材などと送ってもらうのが得策です。Amazonの海外配送はものすごく高いので、オススメできません。

一方、宿泊しているユースホステルで、日本人の旅行者に「これもういらないからどうぞ」と、「地球の歩き方」を貰った友人もいますよ。

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地球の歩き方ロンリープラネット