宇多野ユースホステルで海外の旅人に日本語を教えたとかいう、ただのエピソード
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宇多野ユースホステルで海外の旅人に日本語を教えたとかいう、ただのエピソード

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先月京都の宇多野ユースホステルに泊まった時のこと。

ちょっと親しくなったオーストラリア人のお姉さんに、「日本語で日本人の友達にメール書きたいから教えてほしい」と言われ、もちろん喜んで!と意気揚々で食堂のテーブルに向き合い、日本語レッスン突如スタート。こういったハプニングがやっぱり楽しい一人旅。

彼女は日本語を少し勉強したことがあるとのことだったので、ひらがなを書くのは問題なかったです。

が、彼女が言いたいことを日本語に直している間、なぜか脳みそがおかしくなりそうでした(笑)。相手が理解できるように日本語を作るのが・・・意外と難しい。

通常日本語を使う時は、文法などまったく考えずとも意味が通るように無意識にしている(はず)です。でも英語を日本語に直すとなったとき、日本語で言うと主語がこれで動詞がこれで・・・といちいち考え、しかも意味が通るようにしなければいけないので、ちょうどいい日本語を探すのが大変でした。

日本人なら5分で書き終えそうな文章を小一時間くらいかけ、なんとか彼女が言いたい事を日本語で作り上げて、ひと段落。

タイピングは「ローマ字の組合せで日本語をタイプできるよ」と教えたら、その後彼女は自分でひらがなをタイピングして(!)ご友人にメールできたそうです。と言うわけで、オチもなくめでたしめでたし、な話でした。

それにしてもやはり、私は通訳には向かないなぁとつくづく実感。どうも英語を日本語に直すのがうまくできない。もしかしたら日本語のセンスがないということなのか!?とも思ったり。

日本語を勉強している外国人には何度か会った事がありますが、皆さん概して「発音は楽だけど、文字が難しい」と言います。ひらがな・カタカナ・漢字。確かに変わった言語ですね、日本語。

アルファベットは26コですが、ひらがなだけでも50くらいありますし・・・。その辺は、文字が表音文字だったり表意文字だったりと、専門的な話になってしまいますが、英語とは猛烈にかけ離れた言語であることには間違いありません(笑)。

と言うわけで、日本で外国人の方たちとお友達になりたい方は、ユースホステルに泊まるとこのようなおもしろいこともありますよー、という話でした。

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