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フランス南部、山奥にひっそりとたたずむ美しい村、コンクの安宿(ジット)です。(2015年の宿泊料:12ユーロ+宿泊税0.2ユーロ)
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼地の1つで、スイスのほうからスペインに向かって巡礼をしている人たちが泊まります。
(宿泊時期: 2011年4月)
宿の情報
Gîte d'étape communal de Conques(ジット デタップ コミュナル ドゥ コンク)
- Rue Emile Roudié, 12320 Conques
- +33 (0)5 65 72 82 98
予約は観光案内所にメール
どこの予約サイトにも掲載していない(2015年10月現在)ので、予約はコンクの観光案内所にメールをしました。メールをした翌日には、確認の返信が届きました。
- Office de Tourisme de Conques
- +33 (0)5 65 72 85 00
- 公式サイト
入り口に宿泊者リストがあり、予約がない人は着いたらリストの空いている部分に名前を書きます。
予約をしていたのは私を含め数人のみだったようで、予約をしなくても空きがあれば泊まれますが、夕方にはいっぱいになっていました。
スタッフはないお宿です
巡礼地のほかの宿に泊まったことがないので何ともわかりませんが、スタッフゼロ(掃除はされているよう?)、完全無人の施設になります。
お金は部屋内に用意されている封筒の中に釣銭なしで入れ、ブリキの缶に投函して支払い完了。
部屋は20人程度は泊まれる感じでしょうか?ただ皆巡礼で疲れており、夜はわいわいがやがやという感じではありません。静かに過ごしましょう。
キッチンはちゃんとある
お皿や調理器具は揃っており、最低限の調理は可能です。
ただスーパーなどはない(近くにパンや野菜・チーズなどを売っている小さなよろず屋さんのようなところはある)ので、コンクに行く前にある程度の食材を持って行くのがいいでしょう。
ちなみに、レストランやパン屋さんなどはあり、外食には困りません。
シャワーはふつう
何しろ巡礼者用の簡素な宿なので、たいそうなシャワールームではありませんが、一応はあります(海辺やプールのシャワー室を想像してくれればいいと思います)。
就寝用の建物とは別棟(歩いて10歩)で、写真の下の階がシャワー・トイレ・洗面スペース、2階がキッチンです。
シャワーは3つ程度、トイレも2つ程度のみですが、混雑して行列ができている感じはありませんでした。
Gîte d'étape communal de Conques 感想まとめ
とにかく食べて汗を流して寝るだけ、巡礼者のための最低限の設備が整った施設です。過度な期待はしないように、また節度を持って利用しましょう。
巡礼者はスイスなどから徒歩でここまで来ており、皆スペインのサンティアゴ・ディ・コンポステーラまで、数か月歩いて向かうとのこと!すごいですね。
部屋やキッチン自体はきちんと掃除され、不潔な印象はありませんでした。
コンクはアクセスが不便で短い旅行期間では行きづらいですが、それだけに中世の雰囲気が残った、他にはない非常に素敵な村です。是非行ってみてくださいね!
関連サイト
- Gîte Communal de Conques - 観光案内所による公式サイト(仏語)