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中近東のアラブ諸国では、日本や西洋諸国のようにバス網が発達しておらず、タクシーに寄る移動が必然と多くなります。
そこで目の当たりにするのは、必ずふっかけてくるタクシー運転手。もちろん言い値で乗ってはいけません。エジプト暮らし経験のある友人にコツを聞きました。
事前準備
- アラブ圏でのタクシー料金の交渉は、まず相場を知ることから始まります。最初に泊まるホテルなどの受付やインターネットで、どこまでの移動はいくら位、と把握しておきましょう。
- きっちりで払える小銭を用意しておく(降車の際に重要になる。後述)
交渉開始
- きちんとタクシーの表示をしている車を選ぶ。普通の車の「なんちゃって」非合法タクシーも声をかけてくる場合もあるので、乗らないように注意。
- 行き先を言い、いくらか聞く。
- まず倍以上の値段を言ってくるので、相場金額を言う。(言い値が相場の金額であれば、交渉の必要はない。)
- あまりに高い場合、また他にもタクシーがいる場合は「他のタクシーに聞く」と言うと結構な確立で値段が下がる。他のタクシーに実際に聞くのもかなり有効。タクシー同士で客の取り合いが始まり、交渉せずとも値が下がることがある。一台しかタクシーがない場合、相場の底値までの金額は難しいかもしれません。
- 値段に納得したら、乗り込む。
そして下車時が最重要ポイント。ここでやっぱり値上げしてくる輩もいる。
到着、支払い
- まずタクシーの外に出る!ごちゃごちゃ言い出す間を与えない。
- 運転手のドアの横に行き、言われた金額のみを渡す(ここで用意済みの小銭が役に立つ!)
- 「シュクラン」(ありがとう)と言い、さっさと立ち去る。
- 運転手がわめこうが何を言おうが無視。あっちもぼったくりを諦める。
これで大体なんとかなります。なるらしいです。
まとめ
相場の値段を言ってきている場合は、交渉の必要もありませんし、交渉しても下がりません。
また、アラブ圏でもキリスト教徒のタクシー運転手さんもおり、私はイスラム教徒のタクシー運転手よりは安心して乗れました(セクハラなどはないため)。
クリスチャン(中東ではキリスト正教) の運転手さんは、たいてい車の中に十字架やアイコン(聖母と赤ん坊のキリストの絵)を飾っているのですぐにわかります。
長期滞在の場合は、そのような運転手さんを見つけたら名刺を貰っておき、タクシーが必要な際に電話して来てもらうようにしてもらうと安心です。