アラブ圏でのタクシーは、心の準備と慣れが必要。エジプト在住経験者にコツを聞いた
中東

アラブ圏でのタクシーは、心の準備と慣れが必要。エジプト在住経験者にコツを聞いた

もくじ

※外部サイトへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれている場合があり、購入や会員登録の成約などから、当サイトが収益化を行うことがあります。詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。

中近東のアラブ諸国では、日本や西洋諸国のようにバス網が発達しておらず、タクシーに寄る移動が必然と多くなります。

そこで目の当たりにするのは、必ずふっかけてくるタクシー運転手。もちろん言い値で乗ってはいけません。エジプト暮らし経験のある友人にコツを聞きました。

事前準備

  1. アラブ圏でのタクシー料金の交渉は、まず相場を知ることから始まります。最初に泊まるホテルなどの受付やインターネットで、どこまでの移動はいくら位、と把握しておきましょう。
  2. きっちりで払える小銭を用意しておく(降車の際に重要になる。後述)

交渉開始

アラブ圏のタクシーのイメージ

  1. きちんとタクシーの表示をしている車を選ぶ。普通の車の「なんちゃって」非合法タクシーも声をかけてくる場合もあるので、乗らないように注意。
  2. 行き先を言い、いくらか聞く。
  3. まず倍以上の値段を言ってくるので、相場金額を言う。(言い値が相場の金額であれば、交渉の必要はない。)
  4. あまりに高い場合、また他にもタクシーがいる場合は「他のタクシーに聞く」と言うと結構な確立で値段が下がる。他のタクシーに実際に聞くのもかなり有効。タクシー同士で客の取り合いが始まり、交渉せずとも値が下がることがある。一台しかタクシーがない場合、相場の底値までの金額は難しいかもしれません。
  5. 値段に納得したら、乗り込む。

そして下車時が最重要ポイント。ここでやっぱり値上げしてくる輩もいる。

到着、支払い

  1. まずタクシーの外に出る!ごちゃごちゃ言い出す間を与えない。
  2. 運転手のドアの横に行き、言われた金額のみを渡す(ここで用意済みの小銭が役に立つ!)
  3. 「シュクラン」(ありがとう)と言い、さっさと立ち去る。
  4. 運転手がわめこうが何を言おうが無視。あっちもぼったくりを諦める。

これで大体なんとかなります。なるらしいです。

まとめ

相場の値段を言ってきている場合は、交渉の必要もありませんし、交渉しても下がりません。

また、アラブ圏でもキリスト教徒のタクシー運転手さんもおり、私はイスラム教徒のタクシー運転手よりは安心して乗れました(セクハラなどはないため)。

クリスチャン(中東ではキリスト正教) の運転手さんは、たいてい車の中に十字架やアイコン(聖母と赤ん坊のキリストの絵)を飾っているのですぐにわかります。

長期滞在の場合は、そのような運転手さんを見つけたら名刺を貰っておき、タクシーが必要な際に電話して来てもらうようにしてもらうと安心です。

中東
タクシー