※外部サイトへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれている場合があり、購入や会員登録の成約などから、当サイトが収益化を行うことがあります。詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。
札幌駅から徒歩圏内にある、北海道大学。
レストランや学食で美味しい食事を楽しむ方も多いと思いますが、博物館には立ち寄ったことがありますか?
こちらでは毎年、総合博物館ボランティアによる展示解説が行われています。
ボランティアと言えど、私のような平凡な一般市民ではなく、解説は現役の研究者や北大OB/OGの皆さんによるものです!
行ってみて非常に楽しかったので、多くの方にオススメしたいです。
スケジュールはウェブサイトをチェック!
開催は月1回。スケジュールは北海道大学総合博物館のウェブサイトとFacebookで告知されます。
リンク北海道大学総合博物館
少しずつ違うテーマで、各回20分という区切りで解説員がガイド。
時間の長さ的にも参加しやすく、申し込み不要、参加費不要の現地集合なので、旅行者でも気軽に参加できます。
展示解説に行ってみた!
私が参加したのは2019年4月の展示解説です。
全4回のうち、2回目を除く3回に参加しました。
この日は化石の展示室「古生物の部屋」で、ガイドが開催されました。
トークもわかりやすくておもしろい!
第1回目は、実際に化石の発掘をされている方による、化石ガイド。
トレッキングもお好きで、「山で骨を見つけて持って帰り、家族からひんしゅくも買っている」など、笑いも取り混ぜての解説。(感染の問題もあるので、よい子は真似しないように!だそう)
恐竜のような大きな化石の場合、展示は大抵はレプリカだそうです。実際、想像で復元されている箇所も多くあります。
本物の保存の目的もそうですが、実物では重さがかなりあり展示に向かないためとか。
第3回目は、北大医学部OBのおじさまによる、アンモナイトの解説。
まずは、「アンモナイトは貝ではない!」という、驚きの事実からスタート(タコやイカの仲間らしい)。
アンモナイトは生まれたときはまっすぐで、成長に従い徐々に内側に巻いていくそうです。
巻いていく過程できれいに丸まらなかった、異形のアンモナイトの展示も多数。
2mという巨大なアンモナイトも存在したそうで、聞けば30年は生きたのでは、とのことでした!
第4回目(最終回)は、大阪で見つかったマチカネワニの化石について。
この巨大さ、驚きです。
この回では、いくつかクイズ形式の参加型で進んでいきました。
「怪我をして治った跡はどこでしょう?」など、一人で眺めていたら知ることはなかった発見を楽しめました。
おまけ:学食の牛とろ丼も美味しいよ
北海道大学博物館のすぐ北側には、中央食堂があり、一般客でも利用可能です。
※平日13:00までは学生優先です。
北大の学食の名物と言えば、「牛とろ丼」。
凍った牛のフレークを温かいご飯とまぜまぜ。特製だれとネギがマッチして美味しいです!
博物館からもすぐですので、ここで腹ごしらえしていくのもいいですね!
北海道大学博物館の博物館ボランティアによる展示解説 感想まとめ
北大は研究拠点としても素晴らしい成果をたくさん挙げていて、豊富な研究資料を一般に無料で開放しています。
ボランティア解説員によるガイドもその一貫。実際に研究活動をされている皆さんが解説してくれるので、臨場感も違います。
解説もなくぶらぶらしているだけとは違い、話を聞く方が何倍も理解度が変わりますよね。
北海道大学の観光時、タイミングが合えば行ってみては如何でしょうか!?
各回20分と短く申し込みも不要なので、気軽に参加できますよ。
関連リンク
北海道大学総合博物館 - 公式サイト