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日航、アメリカンと提携強化=稲盛会長「残留」支持-デルタ交渉打ち切り

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今月1日に就任した日本航空の稲盛会長が、噂されていたデルタ航空との提携ではなく、アメリカン航空との提携維持を支持したというニュース。今週中にも最終決定される模様です。

稲盛会長は京セラや第二電電(現KDDI)などを創業したという、凄腕の経営者。しかも無給で日航再建の最高責任者を引き受けたというのですから・・・頭が下がります。

時事ドットコム(時事通信社)のサイトより抜粋
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind\_30&k=2010020800100

経営再建中の日本航空は8日、米大手航空2社との提携交渉をめぐり、同じ航空連合「ワンワールド」に属するアメリカン航空との提携を強化する方針を固めた。稲盛和夫会長がリスクの少ないアメリカンとの提携を支持したため。当初は有力とされた世界最大手デルタ航空との交渉は打ち切る。日航は週内にも正式決定した上、アメリカンと提携強化に向けて米独占禁止法の適用除外(ATI)を申請する。

日航旧経営陣と管財人「企業再生支援機構」は日航がデルタの属する航空連合「スカイチーム」に移籍し、米欧路線の共同運航を強化する方針で経営再建に乗り出した。しかし、航空連合の移籍は短期的な収益落ち込みが予想され、経営再建の障害になるとの見方が強まった。

1日就任した稲盛会長と大西賢社長は記者会見で、提携について「白紙から考える」と表明。関係者らによると、先週の協議で稲盛会長はデルタ陣営への移籍に反対の姿勢を鮮明にした。

アメリカン航空との提携維持となれば、日航(JAL)はワンワールドに残留・・・デルタ航空のマイレージも持っており、統合を期待していた管理人としては、若干がっかりです(笑)。個人的にはスカイチームのほうが使いやすいような・・・気もしていましたので・・・(メキシコに行くのにアエロメヒコ(スカイチーム)の直行便を使いましたので)。

日本航空の国際線も廃止路線が増えれば、仕方なくスターアライアンスやスカイチームの航空会社を使わざるを得ない状況も出てくると思うような気がします。

日本・ヨーロッパ間(直行便)就航のワンワールド加盟会社は、現在のところイギリスのブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のみなので、日本航空がパリ・ローマなどのヨーロッパ各都市への直行便を廃止しないかどうか・・・が、ヨーロッパ好きJALマイレージホルダーの当面の心配事になるのではないでしょうか(飽くまでも個人的な印象ですが・・・)。

今後も稲盛新会長がどのような手腕を見せてくれるのか、期待しながらニュースを読みたいと思います。

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