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フランスで携帯電話のSIMを購入。通話・SMSのみの、プリペイドSIMです。
今回は、フランスの携帯会社大手のOrange(オランジュ)にて購入しました。
Orange(オランジュ)の他には、Bouygue(ブイグ)・SFR(エス・エフ・エール)が最大手で、たいていどこの町にもあり、プリペイドカードは価格もほぼ同じです。
SIMカードの買い方
お店に行き、受付で「プリペイドSIMが欲しい」と言えばOK。混んでいれば番号札を貰って待ちます。
フランス国内に住所があるか聞かれますが、「ない」と言ったら、そのお店の住所を入れてくれました。あとはパスポートを提示して、名前や生年月日などをPCに入力された後、SIMを携帯に入れてもらって終了。
念のためその場でアクティベートの確認をしてもらいました。5ユーロのプリペイド付で、9.99ユーロ也。
インターネットはできませんが、友人と連絡を取ったり、Blablacar(カーシェアリングで移動)する場合に必要なだけだったので、性能としては必要十分。インターネットは最初からWi-Fiのみで過ごすつもりでした。
日本のSIMフリーのスマホであれば、基本的には問題なく使えるでしょう。
Orange(オランジュ)のWi-Fiホットスポットの使い方
携帯のSIMはインターネットが使えないプランでしたが、Orange(オランジュ)のWi-Fiホットスポットは完全無料です。手持ちのiPod Touchで、Wi-Fiがある場所ではインターネットをがんがんにやってました。
ホットスポットWi-Fiの接続は英語表示なので、幾分か楽になります。
まず、IDとパスワードを得るために、携帯電話から「#125#」へ発信。すると、携帯の画面にID(電話番号)とパスワード(4桁の数字)が表示されます。このパスワード情報はメールとして保存されませんので、メモしておきましょう。
Wi-Fiで「Orange」を見つけたら、接続。そうすると、ログイン画面に遷移します。
「You are a mobile customer」を選択し、次の画面でIDとパスワードを入れて接続すれば完了です。
Orange(オランジュ)のWi-Fiホットスポットの注意点
- 一定時間でパスワードが変わります。接続の度に、携帯電話でパスワードを確認する必要があります。
- 同時に2つ以上の機器を同じID・パスワードでつなげることはできません。
- プリペイドの場合、クレジット(入金額)が残っていないと、ホットスポットは使えません。
Orange(オランジュ)のホットスポットは、街中であれば非常に簡単に見つかります。他の大手2社(Bouygue・SFR)よりも多い印象ですが、その2社のホットスポットも良く見つかりました。
ただ、私がOrange(オランジュ)を選んだのは、事前にその3社のホームページを読み比べたところ、ホットスポットが使えることと、パスワードの入手方法についての説明が明確だったからです。
SFR(エス・エフ・エール)も、プリペイドSIMのページ(仏語)にホットスポットが使えることが書いてありますが、パスワードの入手方法などがいまいちハッキリしませんでした。
店員さんは良く知らないので、自分で調べていきましょう
購入前のリサーチでは、OrangeのプリペイドでホットスポットWi-Fiが使えるということでしたが、お店の方に購入時に聞いてみたら「プリペイドSIMじゃプランが違うから使えないよ」と言われました。
しかし、実際はリサーチの通り、ホットスポットWi-Fiは使えました。
フランスは、お店でも銀行でもお役所でも、担当によって言うことが違う国です。日本のようにきちんとしているほうが、世界では稀でしょう。
各社ウェブサイトは現地語なのでわかりづらい部分もありますが、Googleの日本語訳・英語訳などを駆使して、頑張って情報収集してから、SIMカードを購入するのが正しい消費者といふものです。お店の方の説明を鵜呑みにしないようにしましょう!
関連リンク
- Orangeのホットスポットの使い方(仏語)
- Bouygueのホットスポットの使い方(仏語)
- SFRのホットスポットのページ(仏語)