久々にヨーロッパに行ったら、easyJetとRyanairの機内持込荷物の規定が厳しくなっていた件
※外部サイトへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれている場合があり、購入や会員登録の成約などから、当サイトが収益化を行うことがあります。詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。
2018年の欧州旅行でもまた、欧州の大手LCC（ローコストキャリア）である、easyJet（イージージェット）とRyanair（ライアンエアー）を利用しました。
LCCはもともと、預け荷物が有料であるのは当たり前でしたが、最近、機内持ち込み荷物の規定が厳しい内容に改悪されています。
これから欧州をLCCで移動される予定のある方は、十分にご注意ください。
easyJetの持ち込み荷物（2022年12月時点）
以前までの、無料の範囲での持ち込み可能荷物
- ハンドバック1つ
- 規定内のサイズのキャリーなど1つ
2022年12月現在
- 規定内サイズのキャリーなど1つ（45 x 36 x 20 cm）
小さなハンドバッグが、無料の範囲に入らなくなりました。
Everyone can bring one small cabin bag per person on board for free.
It can be a maximum size of 45 x 36 x 20 cm (including any handles or wheels) and needs to fit under the seat in front of you.
追加料金を払わず、機内持ち込みだけでeasyJet（イージージェット）に乗る場合は、「規定内サイズのバッグ1つにすべて収納する」ことが必要となります。
空港によってはチェックがゆるい？
今回（2018年5月）、フランス発・イギリス発と2回、easyJet（イージージェット）を利用しました。
フランス発では、持ち込み荷物を2つ（キャリー＋ハンドバッグ）持っている人が多かった印象ですが、全員が有料の荷物券を買っているとは思えず、しかし搭乗時に厳しいチェックはありませんでした。
一方、イギリス発の時は、「荷物券を買っていない人は、すべての荷物を1つにまとめるように！！」と、超厳しく、係員が一人一人チェックをしていました。私もチェックされました。
一人ひとりの荷物チェックのため、ゲート前は長い行列に・・・（ガトウィック空港にて）
もちろんポシェット等も1つのハンドバッグにカウントされてしまいますので、ジャケットの下に隠し、着られるものは着たりして荷物を減らし、私は何とか合格しました。
しかしその横では、焦ってキャリーに荷物を詰め込む人が続出。1つのキャリーに入りきらない人は、その場で高額な荷物券を購入させられていたようです。
どの空港でどの程度チェックが厳しいかはわかりませんので、荷物が1つに収まらないようであれば、あらかじめ荷物券を購入しておいたほうが無難でしょう。
Ryanairの持ち込み荷物（2022年12月現在）
以前までの、無料の範囲での持ち込み可能荷物
- ハンドバック1つ
- 規定内のサイズのキャリーなど1つ
2022年12月現在
- 小さめのバッグ1つ
つまり、機内持ち込み用キャリーやバックパックは、有料になりました！easyJetよりも改悪がひどい。
無料なのは、ハンドバッグなど小さい荷物のみ↓
コロコロ付きバッグなどのキャリーは有料に。Priority & 2 Cabin Bagsを購入の必要があります。
- All passenger fare types include a small personal bag, which must fit under the seat in front of you.
- Priority & 2 Cabin Bags gives customers the benefit of boarding the plane via the Priority Queue and carrying their small personal bag (40x20x25cm) and 10kg wheelie bag (55x40x20cm) with them on board.
このPriority & 2 Cabin Bagsは、55x40x20cm以内のバッグを追加で持ち込める他、優先搭乗の権利も付与されます。
ただ今回（2018年5月）、Ryanairをポーランド国内便で利用しましたが、空港でのチェックがゆるく、キャリーを持っていても普通に乗っている人が多数いました。
※Priority & 2 Cabin Bagsを買っているなら優先搭乗ができるのに、ほとんどの人が優先搭乗していなかった・・・つまり、みんな荷物券買ってない。
チェックがゆるいのは、たまたまスタッフに周知徹底されていなかっただけかもしれず、今後はより厳しくなってくる可能性は大いにあります。
まとめ：LCCに乗る時は、荷物の規定をしっかりチェックしよう！
空港で荷物の規定違反を指摘された場合、高額な追加料金を払うハメになります。
ゆるいかもしれないから大丈夫～ではなく、お財布的に安心して搭乗するためにも、事前の荷物券購入は重要です。
航空券を買った後の追加も可能
Ryanairの場合、荷物チケットは8～32ポンドになるようです（2022年12月現在）。
Priority & 2 Cabin Bags costs between €/£8 to €/£32, and is non-refundable. It cannot be switched between passengers or to other bag options.
航空券を買うときに普通は荷物はどの程度かわかっているはずですので、航空券を買う時に必要なら荷物券も追加して購入しておくのが吉。
航空券と同時に買い忘れたとしても、空港で追加料金を払うよりは事前に買う方がずっと安いです。
便利で安いLCCでの旅、持ち込み荷物の大きさや規定のチェックをお忘れなく！
