トラベラーズチェックが販売終了、今後のお金の持って行き方は?
海外旅行のお金

トラベラーズチェックが販売終了、今後のお金の持って行き方は?

もくじ

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2014年3月31日を以て、Amexが日本でのトラベラーズチェック販売を終了させます。

ただ、トラベラーズチェック自体が無くなる訳ではなく、日本での換金や海外での利用は引き続き可能ということで、まだトラベラーズチェックが手元にある方も、取り敢えずは安心してください。

(2015年6月更新)手元にあったUSドルのトラベラーズチェックを、日本の郵便局にて換金しました。問題なくすぐに換金できました!

トラベラーズ・チェック販売終了のお知らせ

アメリカン・エキスプレス ®・トラベラーズ・チェックは、2014年3月31日をもちまして、日本国内での販売を終了させていただきます。

国内での販売は終了いたしますが、アメリカン・エキスプレス・トラベラーズ・チェックは、2014年4月以降も従来通り、世界中でご利用いただけます。また、国内でも引き続き換金いただけますのでご安心ください。

お客様にはご不便、ご迷惑をお掛けいたしますことをお詫び申し上げます。

■ 本件に関するお問い合わせ先: 0120-779656 (通話料無料/8:30~17:30/日曜休) 携帯電話などからは、03-5767-4156

2013年10月

アメリカン・エキスプレス・トラベル・リレイテッド・サービシズ・カンパニー・インコーポレイテッド インターナショナル・ペイメント・オプションズ

www.americanexpress.com

以前の旅では随分とお世話になったものですが、2009年には手数料の値上げ(1%→2%)、近年にはさまざまな国際キャッシュカードの登場などもあり、利用者が減ってきていたのでしょう。

これからの海外旅行のお金の管理

海外旅行でのお金は、やはり「リスクの分散」が一番のキモなので、今後は「現金・クレジットカード・国際キャッシュカード」の3つをうまく使い分けるのがポイントとなってきますね。

  • 現金は一番使い勝手がいいですが、無くなったらまず戻らない、レートが悪い等のデメリットあり。
  • クレジットカードは、海外での車や自転車などのレンタルで提示が必須。
  • 国際キャッシュカードは、現金を自分の日本の口座から引き出せる上に、残高の範囲内でクレジットカードと同様にお買い物が可能。
種類 通貨の入手の難易度 利便性 為替レート 安全性
現金 ◎両替場所には困らない × 換金は楽だが、レートは悪くボッタクリ両替商も × 紛失したらまず戻ってこない
クレジットカード ○ ATMでキャッシングが可 ○ クレジットカードOKの場所なら ◎1.63~2.2%程度 ○ 現地での再発行はカード会社による
国際キャッシュカード ○ ATMで自分の口座から直接出金 △ 高速道路では使えない場合あり △ 3.0%前後 ○ 現地での再発行は難しい

いくつか手段を用意しておけば、万が一どれかひとつを紛失したとしても、身動きがまったく取れなくなってしまうということはありません。

お金の携帯場所も分散させて!

パスポート自作ポーチ

もちろん、すべてを1つの財布やカバンに入れておいては、それを盗られたら終わりですから意味がありません。

  1. お財布には今日必要な現金だけを入れる。
  2. 残りの現金やクレジットカードはセキュリティーベルトへ。
  3. 国際キャッシュカードはネックホルダーへ。

という感じで場所を分散させて、無くした場合のリスクを軽減しましょう!

私がこれまで見てきた被害者たち(自分含む)は・・・

私はこれまで、カナダ・スペイン・ポルトガルなどで、「金品・パスポート等すべて奪われて身動きが取れなくなってしまった」人を見たことがあります。

日本のパスポート

私自身が、パリのメトロでスリに合いそうになったこともあります。ポシェットをジャケットの下にいれていたのですが、インド系のおっさんがジャケットの中へ手を突っ込んできました・・・。

さらに、ポルトガルでは実際にスリに遭い、財布から30ユーロほどを抜き取られてたこともありました(財布は紐で体に結んでいたので本体までは盗られず済んだ)。

バルセロナで一緒に歩いていた友人の、バックパックがいつの間にか開いていたということもありました(何も盗られず)。

日本の安全レベルは「ありえない」高さ

無くした財布が戻ってくることは、まずありません。「落とした財布が見つかる」などという日本は、世界のスタンダードから見れば異常な、「ありえないくらいにモラルが高い国」です。それがどこに行っても普通だと思ってはいけません。

しかも、国によっては「日本人」であるが故に標的になってしまう場合も少なくありません。犯罪を犯す人たちから見れば、たとえ(自分的には)貧乏なバックパッカーですらも「お金持ちの国から旅行に来ているお金持ちの一人」です。

盗難や犯罪に合ってしまうと、楽しい旅も台無しになります。明日は我が身!を肝に銘じて、お金の管理には十分に気をつけて旅をしましょう。

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